今月の特集

2月(如月)こよみ

2月のイラスト

  • 3日(月)節分
  • 11日(火)建国記念日
  • 14日(金)バレンタインデー
  • 19日(水)雨水
  • 23日(日)天皇誕生日
  • 24日(月)振替休日

3月2日(月)定期清掃のため休館いたします。

今月の歌<267> 歌謡ひろしま

作詞:山本紀代子 作曲:古関裕而で制作された広島県広島市の新民謡です。同市に本社を置く中国新聞社が歌詞を募集し、5,000点を超える応募の中から山本の作品が選ばれました。昭和21年8月9日の記事に歌詞と楽譜を掲載し《歌謡ひろしま》を発表しています。
広島市は江戸時代は城下町として、明治以降は中国地方の工商業や文化・交通の中心地として発展しました。戦前は国の軍事的な拠点ともなっており、昭和20年8月6日、広島市に人類史上初めて原子爆弾が投下され甚大な被害をもたらしました。その日から1年後、広島の復興を願うこの作品が誕生しました。発表記事に「何処でも誰にでも歌えるようにしたつもりで、これがやがて広島全市民の口になめらかに浮かんで来る日を待っている。その日こそが広島の平和復興の日であろう」との古関は言葉を寄せています。作詞の山本は広島市の歌人で、原爆で長男を亡くした傷心を多く詠んでいます。
その後、多くの復興を願う歌が作られ、《歌謡ひろしま》は次第に忘れ去られました。しかし、一般女性が幼い頃聞き覚えたこの歌の音源が、現在、原爆資料館のデータベースに登録されています。(参考:中国新聞2020年1月3日「古関裕而を探して 上」)

古関裕而メモ<267>

〈福島県〉喜多方市立堂島小学校 校歌
所在地 喜多方市字常盤台
沿革 明治6年鎧召村に鎧召小学校として開校、26年に堂島尋常小学校、昭和16年に堂島村国民学校となり、22年に堂島村立堂島小学校に、29年に町村合併により塩川町立堂島小学校となり、39年に校歌が制定されました。平成18年市町村合併により喜多方市立堂島小学校と改称しました。
校歌 作詞 慶徳宏 作曲 古関裕而
昭和38年に創立90周年事業として計画され、喜多方市出身の日本コロムビアの坂田哲郎(のちに社長に就任)を通じて古関に作曲を依頼しました。作詞の慶徳は郡山出身で執筆活動をしており、作詞も手掛けていました。歌詞は平易で、明るく歌い易い旋律になっています。

2月のコンサート

マンドリンサロンコンサート2020

日時 2月22日(土)
開場13:30 開演14:00
会場 古関裕而記念館1階サロン
出演 福島マンドリンアンサンブル
定員 70名
料金 無料
申込日 2月8日(土)から
申込 申込受付は午前9時より電話にて受付開始

※受付はFAX、メールでは行っておりません。ご了承ください。

お知らせ

2月1日(土)~3月31日(火)まで
記念館の工事のため1階サロンの夜間貸し出しは中止させていただきます。
なお、2月1日(土)~29日(土)まで冷暖房設備改修工事が行われておりますが記念館は通常通り開館しております。
皆様にはご迷惑をおかけいたします。
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