作詞：石井楚江　作曲：古関裕而　監修：藤本実歌：三沢あけみでレコードが発売されました。
この作品は岡山県真庭郡落合町の新民謡です。落合町は平成17年の町村合併により現在は真庭市となりました。この地区は古くから交通の要所として栄え、近世には、岡山まで町内を流れる旭川の水運を利用した高瀬舟（河川で使用された川船）の一大拠点の河港として繁栄しました。現在でも中国自動車道が通り落合ジャンクションが設置され、交通の要所となっています。
《落合音頭》は合併20周年記念に制作された《落合町歌》（作詞：吉川静夫　作曲：寺岡真三　歌：中村邦子）のＢ面として作曲され、ビクターレコードから発売されました。古関に作曲を依頼した経緯は不明ですが、記念の曲ということで有名な作曲家へ依頼したようです。歌詞は12番まであり、旭川や高瀬舟などの自然や風土、西条柿や高瀬羊羹などの食べ物などが詠われ郷土愛が感じられます。作詞の石井はこの曲以外にも岡山県内の校歌や新民謡を作っています。《落合音頭》には振りも付けられ、今でも落合地区の敬老会や夏祭りなどでは踊られています。

〈福島県〉

3校があった会津本郷町と会津高田町は平成17年に合併し会津美里町となりました。現在3校は統合により廃校となり、古関作曲の校歌は歌われていません。

━ 新型コロナウイルスの影響ため中止となりました ━

うたとフルートで奏でる古関裕而の世界

日時	4月25日（土） 開場13：30　開演14：00
会場	古関裕而記念館1階サロン
出演	阿部恵美子（ソプラノ） 佐藤星香（フルート） 石川知子（ピアノ）
定員	60名
料金	無料
申込日	4月11日（土）から
申込	申込受付は午前9時より電話にて受付開始

※受付はFAX、メールでは行っておりません。ご了承ください。

2月1日（土）～3月31日（火）まで
記念館の工事のため1階サロンの夜間貸し出しは中止させていただきます。
記念館は通常通り開館しております。皆様にはご迷惑をおかけいたします。