今月の特集

7月(文月)こよみ

7月のイラスト

  • 2日(火)半夏生
  • 7日(日)小暑/七夕
  • 15日(月)夏の日
  • 23日(火)大暑
  • 27日(土)土用の丑の日

7月1日(月)定期清掃のため休館いたします。

今月の歌<260> 熊谷小唄

作詞:藤浦洸 作曲:古関裕而で制作された埼玉県熊谷市の新民謡です。歌はA面が岡本敦郎と久保幸江で三味線が入る民謡調、B面が伊藤久男と安藤まり子でコロムビアオーケストラ伴奏の歌謡曲調で昭和27年にレコード化されました。
熊谷市は県の北部群馬県と県境を接し、北に利根川、南に荒川が流れ水の豊かな都市で、夏の暑さや中世に活躍した熊谷直実のゆかりの地として知られています。また、先の大戦では終戦日前夜に空襲があり甚大な被害を受けました。地域の自然や歴史が歌い込まれた歌詞や楽譜の「にぎやかに」と書き込みから、この曲は戦災からの復興が進む熊谷市民に歌われていたと思われますが、実際、お祭りなどで歌われていた記録はなく、詳細については不明です。唯一、「熊谷市史」(昭和39年4月1日発行)に《新熊谷音頭》として歌詞と共に紹介されています。この曲以外市史には《熊谷囃子》(作詞:西條八十 作曲:中山晋平)など4曲新民謡が掲載されています。

古関裕而メモ<260>

〈福島県〉会津若松市荒舘小学校 校歌
所在地 会津若松市北会津町下新井字八幡前
沿革 明治6年開明小学校を設立。26年荒井舘ノ内尋常小学校に改称、昭和16年荒井舘ノ内国民学校に改称。22年北会津郡新井舘ノ内小学校に改称、31年北会津村立荒舘小学校と改称し、37年に校歌制定。平成16年に会津若松市立荒舘小学校となる。
校歌 作詞 坂内萬 作曲 古関裕而
坂内萬は会津出身の教師で会津地区の校長を務め、古関とコンビで4校の校歌を作詞しています。また、古関は手紙で児童に末永く歌ってもらえれば、作曲家としてこれに越した喜びはないと校長に伝えています。

7月のコンサート

混声合唱の調べ
~古関裕而と日本名所めぐり~

日時 7月13日(土)
開場13:30 開演14:00
会場 古関裕而記念館1階サロン
出演 福島ハミングコール
定員 70名(定員になり次第締切)
料金 無料
申込日 6月29日(土)から
申込 申込受付は午前9時より電話にて受付開始

※受付はFAX、メールでは行っておりません。ご了承ください。

8月のコンサート

企画展 古関裕而生誕110年記念
古関裕而と昭和

日時 8月4日(日)~9月1日(日)
会場 古関裕而記念館1階サロン

ギャラリートーク

演題 「古関裕而と昭和」
日時 8月24日(土)
開場13:30 開演14:00
会場 古関裕而記念館1階サロン
出演 齋藤秀隆(講師)
紺野恭子(ソプラノ)
笈沼甲子(ピアノ)
定員 60名
料金 無料
申込日 8月10日(土)から
申込 申込受付は午前9時より電話にて受付開始

※受付はFAX、メールでは行っておりません。ご了承ください。

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