作詞：竹久夢二　作曲：古関裕而 歌： 阿部秀子
　古関裕而のレコードデビュー曲で、昭和6年6月20日に発売されました。
　レコードデビューが決まり、表面に《福島行進曲》を吹き込むことにした古関は、「裏面もぜひ自作のもので郷里に関するものを」との思いから、《福島小夜曲》を選びました。
　作曲の経緯は、古関が昭和4年に福島で開催された竹久夢二展を見学した事です。会場で「福島夜曲」と題された詩画を見て深く感動し、詩を全て書き写して帰宅します。そして自宅にて作曲し、完成したのが《福島小夜曲》です。古関はこの曲を夢二に捧げようと楽譜を携え夢二の宿泊する宿へ会いに行きました。その時の事を「夢二さんは…中略快く会って下さった。楽譜をさしあげ、私が歌ってお聞かせすると、大変喜んでくださった。」と自伝に書き残しています。当時古関は川俣銀行に務める20歳の青年でした。この翌年、コロムビアの専属作家として上京することとなります。（参考：鐘よ鳴り響け‐古関裕而自伝-）

〈福島県〉いわき市立久之浜第一小学校 校歌

所在地	いわき市久之浜町久之浜字糠塚
沿革	明治6年創立の歴史ある学校です。
校歌	作詞 西條 八十　作曲 古関 裕而 　昭和28年に創立80周年を記念して校歌が作られました。同校の卒業生である歌手霧島昇が校歌作成の話を聞き、霧島が西條と古関に依頼し作成されたようです。 　同年8月2日には霧島昇や松原操などの歌手や、コロムビア交響楽団が同校を訪れ、校歌の発表会が開催されました。 　また、令和2年には校長室の金庫から西條の自筆詩と古関の自筆譜が見つかっています。

メゾソプラノの調べ～古関メロディーにと優しさと、魂を込めて～

日時	1月15日（土） 開場　13：30　開演　14：00 コンサートのチラシはこちら（PDFファイル：153KB）
会場	ふくしん夢の音楽堂小ホール
出演	星　由佳子（メゾソプラノ） 片岡　和子（ピアノ）
料金	無料
定員	100名
申込日	1月4日(火)午前9時より電話受付開始

※受付はFAX、メールでは行っておりません。ご了承ください。