今月の特集

6月(水無月)こよみ

6月のイラスト

  • 5日(土)芒種
  • 11日(金)入梅
  • 20日(日)父の日
  • 21日(月)夏至
  • 30日(水)夏越の祓

7月1日(木)定期清掃のため休館いたします。

今月の歌<269> 妻木(つまぎ)音頭

《妻木音頭》は古関裕而作曲、作詞家や作曲年は不明です。
この作品は岐阜県の東南、愛知県との県境近くに位置する土岐市妻木町の新民謡です。この地域は中世から陶磁器の産地として知られ、今でも全国一の生産量を誇ります。また、妻木は明智光秀の妻となった女性がこの地とを治めていた妻木氏だったと言われ、居城の妻木城跡が残っています。妻木氏ゆかりの八幡神社では江戸時代から流鏑馬や火縄銃の実演が秋祭りの神事として開催されています。
《妻木音頭》は記念館に楽譜が収蔵されているのみで制作年も作詞家も不明ですが、昭和30年の町村合併により妻木町が土岐市となったため、それ以前、20年代半ばごろに作曲されたと考えられます。歌詞には八幡様や陶磁器など妻木の歴史や文化、風土が歌われ郷土愛が感じられる詞となっていますが、古関に作曲を依頼した経緯については分かっておりません。
この曲の存在は長く忘れられていましたが、平成16年、「妻木音頭復興委員会」が発足し、曲を知る当時の人の記憶を辿って歌と踊りを復活させました。現在、保存会が若い人に《妻木音頭》を伝えて行く取り組みを行っています。

古関裕而メモ<268>

〈福島県〉福島県立南会津高等学校 校歌
所在地 南会津郡南会津町界字向川原
沿革 昭和23年定時制の福島県立南会西部高等学校開設、26年全日制の普通科が設置、31年12月に校歌制定。35年南会津高等学校と改称され南郷校舎と只見校舎なる。平成30年創立70周年記念式典挙行。
校歌 作詞 梁取三義 作曲 古関裕而
歌詞には校章にも表れている四方の山脈や麓を流れる伊南川など自然が詠い込まれた詩で、平易で素直な歌い易い旋律となっています。作詞の梁取は南会津町の西、只見町出身の作家で、古関とコンビで会津地方の中学校校歌2校作っていますが、現在歌われている校歌は南会津高等学校のみとなっています。

6月のコンサート

ハーモニカの調べ

日時 6月19日(土)
開場13:30 開演14:00
会場 ふくしん夢の音楽堂小ホール
出演 福島ハーモニカアンサンブル
定員 80名(定員になり次第締切)
料金 無料
申込日 6月5日(土)から電話受付開始

※受付はFAX、メールでは行っておりません。ご了承ください。

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